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ヨムヨムエブリデイ

親切は技術

スーパーで買物を済ませ、セルフレジで会計しようとしていると、杖をついた高齢の女性がレジの人に紙幣を渡し、代わりにセルフレジをやってくれと頼んでいる。どうやらいつもそのようにしてもらっているようだが、その日は特売日でレジが激込み、店員さんも…

CCBが止まらない

C(Car)とC(Coffee)とB(Book)、今はこれで生活が回っている。特にどこか遠くへ行きたいわけではないのである。熱いコーヒーを入れたタンブラーを携えて、街なかを抜け、海または山のほうへ車を走らせる。道の駅や地元のスーパーで目についたものを買い…

車のなんかさ、車のなんかね

桜が満開を迎え、新年度で仕事が立て込んで大混乱なのに、今年はそれどころではなかった。では何どころだったのかというと、車どころでした。桜が開花するかどうかと騒がれていた先月の中旬に車はやってきた。家で車が納車されるのを受け身で待っていると、1…

ドライブ・マイ・カー

またまたここをほったらかしにしていたら、もうすぐ2月が終わる。この1ヶ月ちょっとの間に、選挙があり、雪が降り、オリンピックが始まり終わった。マフラーも手袋も不要になりつつある。その間何をしていたかというと、車を買い替えてました。 ここ何年も車…

半月遅れ

年末年始本翻訳家の高橋茅香子さんのブログ「ヴァシュリ通信」のなかの、一日分が98字の日記を毎日続ける「98字日記 – ひとりのときに」を愛読しているのだが、今年はこのスタイルを真似して、短くてもいいので毎日更新するぞ!と意気込んでいたところ、気づ…

2025年の10冊

柴崎友香『帰れない探偵』 多和田葉子『研修生』 谷崎由依『百日と無限の夜』 佐藤正午『熟柿』 パク・ソルメ『影犬は時間の約束を破らない』 笠間直穂子『山影の町から』 金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』 佐藤雅彦『作り方を作…

ふとんの中から

夏の間、早寝早起きで、朝の1時間を読書時間にしていたのだが、寒くなって朝ふとんから出るのがつらくなってしまった。それで、目が覚めてから、温かくて居心地のいいふとんの中で30分程本を読むことにしたらこれが結構具合がいい。寝る前は睡魔に負けてしま…

ゆっくり歩く

12月ももう半ばに差し掛かろうとしている。10月までは何が何やらどうなることかと思っていたが、11月、12月と仕事は忙しいけれど、気分的にのほほんと穏やかに過ごせている。 そんな日々に読んでいた小川公代『ゆっくり歩く』(医学書院)がとてもよかった。…

平日の休日

朝は冷え込むが、昼間はポカポカ陽気で、気持ちのよい小春日和。銀杏並木も黄色く色づいてきて青空とのコントラストがきれいだ。今日は、何も用事がない平日の休日。ゆっくり起きて、午前中、寝具を冬用にチェンジして洗濯など済ませてか外出する。いくつか…

蘇える勤労

8月の終りの勤務中だった。母が倒れて救急車で運ばれたからすぐに帰ってくるようにとの連絡が入る。容態を尋ねると、まだ詳しいことはわからないとのことで、そういえば最近忙しいと言ってたから、過労と暑さでダウンしたのだろうぐらいに軽く考えていた。 …

近い朝の本たち

仕事と家のことに振り回される日が続いているが、1ヶ月近く続けていると、その早いリズムに体が順応してくる。なによりも、気温や湿度が下がってきたおかげで体が格段にラクになった。それだけで素晴らしい。夜、帰宅後、夕食、入浴を済ませたら、もう目がつ…

インパラは転ばない

感染症にかかった子供や本人のために休まねばならない同僚の代わりに急遽出勤する日が3日ほどあったので、その代休をもらった。2日前の11日は、あまりの疲れで昼間からスーパー銭湯に行った。ひと通り風呂を巡り、サウナにも入る。夏はシャワーで済ますこと…

終わらない歌

お盆休み前のてんやわんやをやっと乗り越えたと思っていたら、今度は休み明けに始まった異様な忙しさに翻弄され、おまけに実家でイレギュラーな出来事が発生し、仕事のない日は自分の部屋と実家を往復する日々。電車の中では船を漕ぎ、夜は枕に頭が触れると…

カルピスソーダとブロッコリー

近頃、160mlにハマッている。普段は無糖の炭酸水をまとめ買いしてぐびぐび飲んでいるのだが、ちょっと前、仕事の帰りにスーパーで買物する際、あまりの暑さと疲労でヨロヨロで、今すぐ冷えた何かを飲みたい!炭酸と糖分も入れたい!とドリンクコーナーを物色…

水牛

もう八月か、早いな。月が替わるたびに毎月懲りずに同じことを考える。 新しい月に入っての楽しみは、八巻美恵さんが管理する「水牛」の更新だ(毎月1日更新)。今号には、数ヶ月お休みだったアサノタカオの水牛的読書日記が載っていて嬉しかった。吉良幸子…

氷と炎

氷と炎さっぱりした気分で後半を迎えると書いてからすでに20日もたってしまった。この間に、誕生日を迎え、(ちょびっと)ボーナスを貰い、ケーキと大好物のうな重を食べて満足満足。期日前投票もすませた。先週だったか雨が降って以降、気温が下がり、夏バ…

藪の中

今年は、新年があけていきなり人生初救急車(ストレッチャーに乗せられ病院の天井を見ながらぐるぐる運ばれていく時ドラマみたい!と思った)、初入院、初手術とうれしくない初づくしで、3月まで自宅療養、4月から仕事復帰して3ヶ月が過ぎた。勤務シフトを少…

湿度が高い

近頃受け取った郵便物のなかで最も目を惹かれた切手です。赤い郵便バイク、たった二色の色使いに数字の110がキマり、シンプルでしゃれている。とうとう梅雨入りした。人混みを歩くときまだ不安で杖を持っているのだが、雨が降ると、杖と傘という長い棒状のも…

同じ本を読む人

ここ数日、空気がひんやりして過ごしやすい。朝は肌寒いくらい。どうせすぐにむしむし暑くなるのだろうから、この気持ちよさがしばらく続いてくれたらいいのに。ちくま日本文学全集(解説:村松友視)で志賀直哉の短編を忘れたころにポツポツと読んでいる。…

缶コーヒーのある風景

昼休みのエメマン季節の変わり目で急に暑くなったせいもあるのだろうか、このところ訃報がよく届く。今日は、以前お世話になっていた直属の上司が、心臓病で急逝したとの知らせが入った。死ぬにはまだ早すぎる年齢だったのでショックだった。 気さくな上司で…

三連発

GWが終わって(といってもたった4連休だったが)またルーティン生活が戻ってきた。休みはボリューミーではなかったが、せっかくの連休なのでボリューミーな本を読もうと村田沙耶香『世界99』上下巻を選んだ。今年読む一番長い小説。装丁は名久井直子さん。連…

僕の好きな文庫本(28)

泉麻人『大東京バス案内』(講談社文庫)カバーイラスト・泉麻人 カバーデザイン・坂本志保足を骨折して長い距離を歩くのがしんどくなってから、よくバスを利用するようになった。以前なら、余裕で歩いてた距離でもバスに乗る。電車では本を読めるけれども、…

なぜ働いていると本が読めるのか

休職明けの出勤日4月1日は、冷たい雨の降る凍えるような日だった。右手に杖、左手に傘を差しそろそろ歩いて出勤。職場は新年度ということで、人が入れ替わるは、制度の改正に対応しないといけないはでてんてこまい。半月ほど経ちようやく落ち着いてきたとこ…

庭に埋めたものはそのままで

昨年は桜の開花満開が遅かった記憶があるが、今年の桜は超特急だ。 やや不自由な左足と一緒に過ごした療養期間も今月で終わる。仕事に行かなくていいというのが、自分にとってこんなにもパラダイスだなんてわかってはいたが、再認識した。ゆっくり歩いて買物…

遠くまで歩けない

骨折後、3ヶ月ほど休職して療養中である。療養というほど大げさなものではなく、やや不便を感じながらも普通に生活できている。骨折したのが左足なので、(オートマ)車の運転なら問題なくできるのが不幸中の幸い。杖なしでもなんとか歩けるようになったが、…

病院の本棚

お正月に救急車で運ばれ即入院してから、検査と執刀医の先生のスケジュールの都合で手術まで10日間ぐらいあいた。その間、ベッドの上で痛くて寝返りも打てず、手元に本が一冊もなかったので、気晴らしにテレビかスマホを見るしかなかった。こんなに本を読ま…

ご無沙汰しております

お正月に帰省先でアクシデントがあり、足を骨折してしまいそのまま入院、手術、リハビリなどを経て約1ヶ月半ほど入院(人生初入院!)していました。ちょうどコロナ、インフルの流行期であったので、外出も面会もできませんでした。面会はなくてよかったけれ…

2024年の10冊

柴崎友香『続きと始まり』 高瀬隼子『うるさいこの音の全部』 金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』 柴崎友香『あらゆることは今起こる』 永井玲衣『世界の適切な保存』 小山田浩子『小さい午餐』 花田菜々子『モヤ対談』 江國香織『読んでばっか』 『私の…

ナチュラルボーンチキンとケーキ

今日のオレのしょぼ昼めしとにかく忙しい。年末は毎年忙しいものだが、今年はさらに色々重なって最悪。丁寧に切っとる時間なんかないわといわんばかりに雑にカットされたケーキが、これまた雑にラップに包まれてお昼に配給された。持参のおむすびとともに5分…

さしすせそ

気がかりだった会社全体の忘年会がやっと終わった。 くじ引きで決まった席が、苦手なおっさん上司の隣で(くじ運悪し!)、その人が、新しい料理やワインが運ばれてくるたび、それについてのうんちくを傾けまくり、僕はどこの何しか食べないとか、うーんこれ…