4月からの人事異動や、改正の準備などで慌ただしい毎日。半分以上残っている有給休暇が消えてしまわないように、半日でも取れそうなところにガンガン入れているところで、今日は午後半休をもらう。午前の仕事を終え、WBCの優勝で湧いている休憩室を後にする…
堀江敏幸『河岸忘日抄』(新潮文庫)立体・三谷龍二 写真・広瀬達郎 解説・鷲田清一今年のみすず読書アンケート号の巻末に載っていた新刊告知を見て、これは読まねばとそそられた、シルヴァン・テッソン『シベリアの森のなかで』(みすず書房)を読んでいる…
干刈あがた『ゆっくり東京女子マラソン』(朝日文庫)装幀・菊地信義 装画・八木美穂子 解説・芹沢俊介きょうは東京マラソンの日。昔は東京国際女子マラソンというのがあったが、あれはいつ頃だったんだろうと調べたら、「世界初の国際陸連公認女子マラソン…
長かった一週間がやっと終わる。退勤後知人たちと焼肉屋へ。モリモリ食べてちょっと元気でた。 ク・ビョンモ『破果』(小山内園子訳、岩波書店)を読んだ。65歳の女殺し屋の話。おもろかったー。でも、この本の帯の惹句「ノワール×おばあちゃん?!」はどう…
休み。天皇誕生日。何年も前から、祝日がくるたび、何の休みかピンとこなくなっている。 阿部和重『オーガ(ニ)ズム』完走。インターミッションを挟んだりして、2週間弱この本と一緒に過ごした。疲れたけど楽しかった。ラストはラリーさ~ん!と思わず声が出…
休み。ひょんなことから知り合った伊勢丹命の老婦人から今度時間があるときにお茶でもと誘われていたので、3時に待ち合わせ。チョコレートをもらった。「いつも寝る前にのむ安定剤をその日の調子に合わせて半分にしたり自分で調節していいよと先生から言われ…
休み。蓄積された疲れが限界を超えると、耳(めまい)と口内炎になって出てくる体質で、なんとなく嫌な予兆があるので、温泉施設に身体をゆるめに行く。文庫化されたばかりの阿部和重『オーガ(ニ)ズム 』の上巻を持参する。なんだかんだで今まで読む機を逃し…
午後半休。ランチのことを考える暇なく仕事を終えいそいそと退勤。おまけに明日は、同僚が発熱でドタ休した際、恩着せがましく出勤してやった日の代休をもらえたので、気分的にゆったりしている。ランチはとんかつにする。いつものヒレカツ定食と迷い、ヒレ…
休み。知り合いと昼ごはんを食べて解散したあと、電車に乗らずぶらぶら歩いて帰る。風がおそろしく冷たいが歩いていると身体がぽかぽかしてきてどこまでも歩けそうな気がしてくる。ポケットに入れていたアニー・エルノー『嫉妬/事件』(ハヤカワepi文庫)の…
小学生のころ「本の雑誌」で目黒考二さんを知り、以来たっくさんの面白い本を教えてもらいました。こんなにも本を大好きになったのも目黒さんのおかげです。 私の人生を豊かなものにしてくださった目黒さんにありがとうを伝えたいです。 何もない日々を望ん…
昨夜のニュースで、十年に一度のものすごい寒波がやってくるから雪が積もるかもよ、と言っていたので1時間早めにアラームをかけて起きると雪の気配はまったくなし。せっかく起きたので早めに出て朝マックして行く。いつも頼むソーセージマフィンとコーヒーの…
雨模様の休日。ウイークデイは、ハイシーズンを迎えている仕事にすべてのエネルギーを搾り取られるので、休みの日曜日は布団の中で抜け殻のようになっている。いつまで続くのだろう。早く終わってほしい。でも、抜け殻でも本は読めるし、動画も見られるので…
7日は職場で七草粥が配られた。ボスがイベント好きで仕事始めの日は毎年恒例のお年玉(2千円)をもらったが、テイクアウトの七草粥は初めての試みだ。ほか弁の味噌汁用ようなプラスティックの容器に入っているお粥を見たとき、げんなりして、まったく食欲が…
うさぎジャケで、本年もどうぞよろしく1月4日仕事始め。はあ、もう始まっちゃった、仕事が。むちゃくちゃ忙しくて、3日間実家でのほほんと過ごした身にはしんどかった。おせちに飽きて、朝買って行った、めんたいフランスとカレーパンを立ったままコーヒーで…
『フィールダー』古谷田奈月(集英社) 『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』井上荒野(朝日新聞出版) 『決壊 上・下』平野啓一郎(新潮文庫) 『とんこつQ&A』今村夏子(講談社) 『捜査線上の夕映え』有栖川有栖(文藝春秋) 『私のことだま漂流記…
朝の電車がガラガラ。ゆったり座って本が読めた。毎日こうだといいのだけれど。ポケット本は高田大介『まほり(下)』。近頃読んでいて一番楽しいのは国産のエンタメ小説で、何周か回ってまた戻ってきた感じ。仕事は半日で終わり。ようやく仕事納め。配られ…
今年最後の平日休み。午前中、昨夜途中までやっていた年賀状を印刷してしまう。このところの忙しさもあり、肩こりがひどくてカッチカチなので、午後からスーパー銭湯に行く。平日の昼間だからか人が少なくて、大きな湯船に手足を伸ばしてゆったり浸かると、…
池澤夏樹『インパラは転ばない』(新潮文庫)カバー装画・杉田比呂美 解説・松村栄子杉田比呂美ジャケ本。この夏、マイクル・Z・リューインの翻訳の新刊が刊行され、ミステリマガジンでも特集が組まれた。その際、立て続けに出た三冊すべてのカバー装画が杉…
ひさびさの平日の休日。シオシオのヨレヨレだった。昨夜は、今日の仕事のことを気にせず、奥田英朗『リバー』(集英社)を思う存分読んでから寝た。寝床で読むには厚くて重すぎたが、エルピスを思い出したりしながら一気に最後まで。夜更かしの限りを尽くし…
本当は怖い助六寿司昼休み、助六寿司が配給された。巻き寿司といなりが同数の場合は、どちらから食べ始めるか悩むところだが、今日のは、迷わず巻き寿司からだ。巻き寿司スタート巻き寿司フィニッシュ。食後、一緒に配給された柏屋の薄皮饅頭を手に、茶をす…
佐野洋子『私の猫たち許してほしい』(ちくま文庫)カバー装画・佐野洋子犬ときたら、やっぱ次は猫でしょう。1982年、株式会社リブロポートより刊行され、1985年、集英社文庫として刊行され、1990年、ちくま文庫として刊行された、著者のはじめてのエッセイ…
佐藤正午『私の犬まで愛してほしい』(集英社文庫)カバー・ネモトヤスオ1989年6月25日に刊行された佐藤正午の文庫オリジナルファーストエッセイ集。今月、岩波現代文庫から佐藤正午のライフワーク的エッセイ『小説家の四季 1988-2002』が刊行された。てっき…
金曜日。代休の日。晴れてあったかい。このところ気持ちのよい小春日和が続いている。 散髪にいく。前回まではコロナのため予約の人数制限が行われていて空いていたが、今は制限を緩和したとのことで店に活気が戻っていた。相変わらず頭皮硬いですねーと言わ…
毎日バタバタしていて気づけば、イルミネーションとクリスマスのシーズンになっていた。相変わらず、何十年も昔の学歴自慢や女にもてた自慢、武勇伝を繰り返すおじさんには、さしすせその法則(「さ=さすが」「し=知らなかった」「す=すごい」「せ=セン…
今月の休みを消化するため午後半休取らせてもらう。退勤後、友人と落ち合い、昼ごはんを食べに行く。とんかつ食べたいと店に行くも、どこも混んでいて、結局デパ地下でなんか買って公園に行こうということに。私はどうしてもとんかつが頭から離れずヒレかつ…
重大発表が重大だったためしがないし、ウチんとこの政府はほんとクーポン好きすぎるし、『科捜研の女 2022』のオフィスが無印良品みたいになってた。仕事終わり、もしかしてアレでてるかなと、ちょっと足をのばして大きな書店に寄ると、あったあった。山本文…
月曜日が休みだったから今週は一日短いはずなのに体感的にやたら長かった一週間がやっと終わる。 仕事を終え、土曜日の夜の始まり。BTSファンのHさんとSBファンのY氏は、すっ飛んで帰っていった。だらだら買物を楽しみ、だらだら本屋で時間を過ごし、だいた…
このタイトルは『ノルウェイの森』から引っ張り出してきた。こういうキメフレーズは脳のヒダヒダの間に深く入り込んでいて、普段は意識しなくても、ふとした拍子に浮かび上がってくる。急に寒くなり、このフレーズと共に、慌てて秋冬物も引っ張り出す。ベー…
このおにぎり、ツナマヨネーズ忘れてる月末。10月から健康保険の自己負担割合が増える人々がわらわら駆け込んできて気絶しそうなほど激いそがし。 はあー、昼休みになったら本の続きが読める、仕事が終ったらまた本の続きが読めるぞと目の前にニンジンをちら…
朝晩、肌寒いくらいで、熱いコーヒーがぐんとおいしくなった。毎日朝食が楽しみ。 こないだの日曜日、友人とふたりでランチを食べに行って会計する際、店員さんが私の背後を見ながら、どうぞお連れのお子様にサービスです、折り紙セットかおえかき帳どちらか…