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ヨムヨムエブリデイ

おにぎりと本

今日のオレの昼めし

朝、家を出ると、狭いトイレに〈キンモクセイ〉の香りの芳香剤を5個ぐらい置いたような空気が充満していてクラクラする。

ブルーマンデー。おにぎり2個弁当は相変わらず続いてる。もう何年にもなるのに全然飽きない。具は梅干しだったり、鮭だったり、明太子だったり、塩昆布だったり、その時あるものをにぎる。朝パリッパリだった海苔が、昼にはしんなりしてご飯に馴染み、さらに今の時期は新米がおいしくておいしくて、毎日お昼が楽しみでたまらない。自分がチェーン店の食べもの屋を好きなのとつながっている気がする。変化はいらないのだ。バス旅で蛭子さんがその土地の名物料理をしつこく勧められても、いつもラーメンとか定番のものしか頼まない気持ちがよくわかる。
おにぎりを片手に頬張りながら読むアテの本は日々変わるけれども。今日は宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』(朝日新聞出版)。仕事はいやでいやでしょうがないが、このお昼のおにぎり&BOOKの30分(忙しくて取れないこともある)があるから、なんとかやり過ごせている。『ラウリ・クースク』の続きをはよ読みたい。