y o m u : n e l

ヨムヨムエブリデイ

水ようかん

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朝の街中は、すっかり元の木阿弥という感じ。数か月前と比べると、仕事は落ち着いてきて、昼休みもきっかり1時間取れるようになった。本当に昼休みだけを楽しみに午前中をサバイブしているんだ。「いるんだ」って、ホールデン少年かい。朝にぎったおむすびは、昼には海苔がごはんにしっとり馴染んでおいしい。ウィズ差し入れおやつの水ようかん。『ザリガニの鳴くところ』は帯に、「全米500万部突破2019年アメリカで一番売れた本」とある。なんだかなと萎えた気分で読み始めてみたところ、冒頭からひき込まれて、カイア~てなってる。早く続きを読みたい本が鞄に入っているのはいいものだ。

 明日は休み。4週8休制だと、5月のように連休のある月は、日祝日だけで8休が消費されてしまい悲しいが、6月は日曜日以外、平日休みが4日あるのが嬉しい。書店をちょこっと覗いて、スーパーに寄りいつもよりのんびり帰宅。

コロナ騒動で、今年は梅を漬ける気分ではなかったが、山崎佳代子の『パンと野いちご』を読んで漬けようと思った(ざっくり要約)という「天然生活」7月号の川上弘美の巻頭エッセイがよかった。戦争とウイルスでは違うけれども、非常時によりどころとなるのは食べもの、ということ。