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ヨムヨムエブリデイ

予想外の出来事

今週は、というかほとんどそうなのだが、次から次へとイレギュラーな問題が発生し週半ばにしてすでにクタクタ。明日は休みを取った。
今読んでいるコニー・ウィリス『クロストーク』のエピグラフに、
アイルランドでは、必然的な出来事はけっして起こらず、予想外の出来事はつねに起こる」
                          ―ジョン・ペントランド・マハフィ
と記されていて、このジョンなんちゃらという人がどういう人か知らない(調べる気力もない)が、ほんとそれ!アイルランドだけじゃないよジョン!って激しく同意する。そしてげっそり疲れた帰りに寄ったスーパーのレジはかなりの行列で、やっと次の順番になりホッとしたところ、前に並んでいた年配の女性が「それ、広告に載っていた値段と違う、高い!」と言いだして、レジの人がマイクで値段確認の応援を頼み、作業がストップしてしまう。マージーかあああ、ジョン~、もう何もかもがどうでもよくなってきて、かえって清々しい気持ちになる。『クロストーク』のブリディに比べればこんなのちょろいもんだ。明日休みだし。

電車では本の続きを読む気分にならず、ざっと見てカバンに入れたままだった「みすず」の読書アンケート号を書類の間から引っ張り出してパラパラする。このアンケート号は、毎年2月の初旬に刊行され、ああ今年も出たな、大トリの登場で2018年がやっと終わるなと入手したときが最高に盛り上がっている気がする。いざ読み始めると、こんなはずではなかった、というか、そうそうこんなかんじだったというか。20%くらいしか楽しめていない。と毎年懲りずに同じことを考えている。