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ヨムヨムエブリデイ

ガッポン

平日の休日。いい天気。冬用の毛布など干す。
第何次、いや第何十次かのホットサンドマイブームがきていて、毎朝、薄切りの食パンに具を挟み、ホットサンドメーカーで焼いている。先週は、今日こそは米大統領決まっただろうと朝起きて、でも(更新機能がちゃんと有効なのか不安になってしまうほど)数日間まったく数字に変化がない青と赤のグラフを見ながら、パンに色んな具が挟まれた。ポテサラの残り、ベーコンエッグ、カレーの残り、ハムとチーズ。パンニハムハサムニダ。今朝は、ツナマヨと玉ねぎスライス。とてもおいしい。

昼すぎ出かけ、銀行、郵便局、本屋を巡る。紅葉が進んでいる。ランチタイムのピークがすぎた店で、アジフライ定食を頼む。ハリネズミみたいな衣がサクサクでおいしい。何を食べてもおいしくて大丈夫だろうか。ブックオフ、スーパーに寄り、ケーキ屋でモンブランとアップルパイを買って帰る。

柴崎友香『百年と一日』、松田青子『持続可能な魂の利用』、吉田篤弘『奇妙な星のおかしな街で』を読み終え、今日は阿部和重伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト 新装版』(新潮文庫nex)を携帯して銀行やランチの待ち時間に読む。するする進む。何で今頃?だけど、三年前に上下二分冊で文春文庫に入ったのが再び一冊に合本したこの機会に。『蜜蜂と遠雷』や『雪の階』は文庫化されて上下に分かれ、おそらく今は分かれるほうが多いようなので、逆合本は得した感じ。
三冊分を合本した北村薫『詩歌の待ち伏せ』(ちくま文庫)は個人的に今年の合本大賞をあげたい。かなり前になるけれど、やはり三冊分を合本した安岡章太郎の『僕の昭和史』(新潮文庫、のち講談社文芸文庫)も嬉しい合本だった。

昼が揚げ物だったので夜は簡単に親子丼。食後にモンブランとコーヒー。休日はあっという間に終わってしまう。明日の朝は、何を挟もう。