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ヨムヨムエブリデイ

その日の後刻に

最近読んだ本

冷たい雨の中、ぶるぶる震えながら帰る。野菜たっぷりの簡単一人鍋。おいしい。最後に玉子とごはんを投入して雑炊にする。あったまったー。CSシリーズ、楽天と西部のユニフォームの色が似ていて区別がつかず、ぱっと見どっちが攻撃中なのかわからない。ファンにしてみれば、どこがわからないのかがわからないという感じだろうが。子供にパルムのアイスを頼まれて、ガーナのやつを買ってきてキレられるお母さんの気持ちがわかった。
サマーリーディングなんていうけど、寒い夜に温かい飲み物を傍らに毛布にぬくぬくくるまって本を読むのが一番好きかもしれない。暑いときは忘れているが、寒くなるとああそうだったこの感じと思い出す。グレイス・ペイリー『その日の後刻に』(文藝春秋)読む。3作しかない著作を村上春樹が30年近くかけて訳した最後の作品。3作読んでも、残念ながらまだグレイス キタ━(゚∀゚)━!とはならない。何かを読んで キタ━(゚∀゚)━!となるのは、相性とタイミングがばっちり合ったときだけなので、合わないのか、まだ自分が追い付いていないのか。果たしてこれからクルことがあるのか。このペイリーの3冊とはずっと付き合っていこうと思う。
昨日、NHK短歌にゲストで出ていた津村記久子さんを見られてよかった。動く津村さんを見るのは初めてだった。STREETLIGHT MANIFESTOのTシャツにカーディガンを羽織ったいつものスタイル。これすっかり津村さんのトレードマークになった。作家は作品がすべてといわれるが、動いたりしゃべったりする姿を見てこんなに嬉しいのはなんでだろう。ただのミーハーと言われればそれまでだけど。