酉（にわとり）ではないけれど、一応鳥類全般ジャケということで、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。『ヴェネツィアの宿』は初めて読んだ須賀敦子の本です。この表紙のハードカバー版を読むなりウォーてなりました。
仕事始め。覚悟はしていたが、昼休みもとれず、退勤までに口にしたのは、同僚のお土産の博多通りもんひとつきり。食っちゃ寝のお正月とのギャップが大きすぎる。ヘヴィーなエクササイズをさせていただいているうえにお給料までもらえてラッキーと考えればよいのか。退勤後、あまりの空腹にコンビニで肉まんを買い、歩きながら食べる。『その街のこども』みたいで楽しい。スーパーで、空っぽの冷蔵庫のために食材を買い、重たい買物袋を提げていつもの本屋を覗く。ようやく2017年が動きだした気がした（動かなくていいけど）。健康で、本を読めて（時々映画）、おいしいコーヒーとカレーがあればいい。毎年思うのは同じこと。今年はどんな本に出合えるだろう。
