y o m u : n e l

ヨムヨムエブリデイ

ながい眠り

久しぶりで何にもない日曜日。晴れて暖かい。永遠に布団の中でグズグズしていられそうだったが、エイヤッと起きて、溜まっていた洗濯と掃除、布団干し。旅行から帰ってきてそのまま放置していた旅行用の鞄やら何やかやが、あるべき場所にようやくきちんと収まった。積まれている本だけは、あるべき場所に収まらない。
あまりにも気持ちのよい小春日和なので、コーヒーをいれ、ベランダに椅子を出して、ヒラリー・ウォーのミステリの続きを読む。ほかほかの布団を取り込み、ちょっとだけ昼寝するつもりでもぐりこんで気づいたら、時計が8時を指していて、わわっ遅刻!と一瞬パニックになるも、夜の8時で胸をなでおろす。たまにこんなふうになることがあるが、たいてい疲れが溜まっているときだ。簡単な夕食と風呂を済ませると、何にもない平和な日曜日が終わった。
今週読んだ本。辻原登『籠の鸚鵡』(新潮社)、武田花『猫のお化けは怖くない』(平凡社)、『穂村弘の、こんなところで。』(KADOKAWA)。