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ヨムヨムエブリデイ

砂漠と漏水

まだまだ引っぱる漏水ネタ。前回床をひっぺがされた洗面所の配管をあちこち検査したが漏水は見つからず、どうもキッチンのほうから水がきているらしいよとなり、今度はキッチンの床をひっぺがすことに。原因はやはりキッチンにあり。もう最初からキッチンにしとけばよかったじゃん。夜や休みを利用してやるものだから、なかなか作業が進まず、やっと今日、洗面所とキッチンの床の張替え工事が行われているところ。とんだ一週間だった。
工事の兄ちゃんたちのなかで一番下っぱでワタナベ君と呼ばれてみんなにこき使われている男の子が、イオン飲料のCMのように汗を滴らせながら黙々と仕事をしている姿にキュンとなる。彼がひとりになった隙に急接近して「ねえねえ、仕事楽しい?」とか「毎日お昼は何を食べるの?」とか、ついちょっかいを出してしまう。自分としては、小悪魔的奥さん気取りなんだけど、向こうからしてみたら「死んだ目をした虫コナーズみたいなオバちゃんがやたらと話しかけてきやがるぜ、めんどくせえ」といったところだろうか。
トンカントンカンとキッチンから流れてくるリズミカルな音を聞き、時々「ちょっとネエちゃーん!」と呼ばれるのを待ちながら、ブッツァーティタタール人の砂漠』を読む。今の状況で読むにはなかなかナイスな物語。これから工事が全部終わったら、気晴らしに『オブリビオン』を見にいくよ。いろいろ待ちくたびれた。