2005-05-18 妄想族暴走 資生堂のシャンプーのCMで、宮沢りえが、縁側に寝ころんで本を読むシーンがあるんだけど、その縁側がたいそう気持ちが良さそうなのだ。柔らかい木漏れ日が降り注ぎ、穏やかな風が吹いていて、私も、あそこで本読みてえー、と思ってしまう。隣で猫が昼寝でもしていれば、もう言うことなしである。さて私だったらあの縁側で何を読もう。小沼丹「小さな手袋/珈琲挽き」大人の本棚(みすず書房)をのんびり読むのなんか、まさにピッタリかもしれないなあ、などと妄想が暴走しながら夜は更けていく。