y o m u : n e l

ヨムヨムエブリデイ

パンと文庫本

まだ週が始まったばかりでしんどいなあと支度しながら新しい朝ドラを流し見。ヒロインが笛を3回吹いて幼なじみの男の子を呼ぶのを見て黒木香か?と思った。
午前中ちょっとしたトラブルでごたごたして昼休みは外の空気を吸いに出る。暑くも寒くもなく明るい陽が射して気持ちのよい天気。パン屋で最近はまっている明太フランス、ソーセージのパンなど買う。明太フランスは今日も焼き立てで、店員さんに、湯気が出るので袋の口は開いたままでと言いながら渡される。パンを食べて、文庫本を読んで、しばらくボーッとしてから戻る。この時間が大事。本はシモーヌ・ヴェイユ『工場日記』。何かで津村さんが取り上げるたびに読んでみようと思うのだがいつも最後まで読み通せずに終わる。動機が不純だが、シモーヌ・ヴェイユは丸メガネにざっくりしたコート姿のいかにもな感じのヴィジュアルに惹かれる。なんか五穀米とか食べていそうだし、柔軟剤のにおいがキツくていやとか言いそうなタイプ。
夜「サラメシ」を見ていたら神保町の丸香が。いつも大好きな時代小説を読みながら長い行列に並んでいるんだというスーツ姿の年配の男性が出てきた。時代小説とうどんていいなあ。というか、本を読みながらのんびり何かを待っている人がいいのかも。