昨日の雨がウソのようないい天気。仕事が昼までなので、ふとんを干してから出勤。職場の近くにできたうどん屋で同僚とてんぷらうどんを食べてから帰る。
『エスクァイア』の特集「文学は世界を旅する。」がちょっとしたチャトウィンまつりだったので、『どうして僕はこんなところに』を再読したくなってカバンにいれてきた。
食後のコーヒーを買って、公園で小一時間チャトウィンを読む。爽やかな秋晴れで、暑くも寒くもなくてすこぶる快適。いい季節。
紀行作家といわれるチャトウィンの本は旅をしながらまたは屋外で読むのがぴったりなので、文庫本だといいのにと思うが、残念ながらチャトウィンの文庫本って一冊もない。私がチャトウィンを好きな理由の一割ぐらいは、ビジュアルもあるかもしれない。そんなに見ないで、ブルース。この本の帯の文句、「僕はずっと奇跡的な何かを探し続けてきた―ブルース・チャトウィン」だって。クサくなる一歩手前できまってるね。モレスキンも似合うね。〈そんなに見ないで〉シリーズのおまけ（↑）。エルヴェ・ギベール。チャトウィンのと表紙の雰囲気がなんとなく似ている。
