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ヨムヨムエブリデイ

あとは寝るだけ

仕事始めや積雪などでげっそり疲れ果てたあとの連休は嬉しい。恵みの二連休。連休初日の昨日は部屋でゆっくりした。というか起き上がれなかった。今日は午後から買物がてら外に出る。ついでに、この間地図を眺めていて見つけた神社まで足を伸ばしてみようと思う。

神社めぐりが好きで、地図に鳥居のマークがあると行ってみたくなる。偶然見つけることもあるので、五円玉が何枚か入った小さな小銭入れをいつも鞄に入れている。参拝客がわんさか訪れる有名な神社ではなく、町なかにひっそりあるこぢんまりした神社が好きだ。特に信心があるわけではないが、神社にはたいてい古くて大きな木があり、緑が多くて、静かで落ち着く。今日は、いつも行くスーパーを通り越してずいぶん行ったところに鳥居のマークを発見したので、そこを目指した。歩いているとこんもり茂った緑が見えくる。鳥居をくぐると境内にいたのは一組の老夫婦だけ。軽く会釈してすれ違う。狛犬に挨拶し、お参りを済ませ、神社の由来が記された看板を読む。さっぱりした気分で神社を後にし、スーパーのある生活圏の町に戻ってきた。
歩き疲れたので、ミスドのヴィタメールのショコラドーナツとコーヒーで休憩。糖分が沁みる。スーパーで食材を買い、書店で雑誌や新刊をチェックし、ブックオフ泡坂妻夫連城三紀彦の文庫を買う。これは米澤穂信『米澤屋書店』(文藝春秋)を読んだ影響。帰宅し、明るいうちからひとっ風呂浴び、あとは寝るだけの楽しい休日の夜だ。テレビ番組や新聞(書評欄)が平常に戻り、やっと正月が終わった気がする。やはりいつも通りがいちばん。読売新聞の書評委員が一部交代している。