新年度

新年度の初週はバタバタだった。いろいろな事が改定されるのだが、現場のことなんて全然知らない人が机上で考えた非効率なシステムに振り回されイヤになる。疲労困憊。やっと明日休み。

朝日新聞の書評委員の交代のお知らせが載っている。女性委員を増やしてやったぜとやたらと強調している。朝日の読書欄で楽しみなのは「文庫この新刊!」のコーナーで、これまでの山田航、堀部篤史、辛島デイヴィッドのバランスがよくて、特に山田航氏の選ぶ文庫にはずいぶんそそられた。文庫だと気軽に買えるし。今回、杉江松恋を含む4氏が退任して、新しく小澤英実、村上貴史、新井見枝香、稲泉連が加わるとある。新井さん楽しみだな。辻山良雄、堀部篤史に続く書店員枠かな。

ノマド 漂流する高齢労働者たち』(春秋社)を読んだ。田中邦衛は「食べる前にのむ!」だが、私は「観る前に読む!」派だ。この間はあわてて『あのこは貴族』を読んだ。しかしいちばん危険なのは「読む前に萎える!」こと。読む気まんまんの本も、帯の文句が気に入らないとか、帯を書いている人が嫌いとか、読む時期を逃したとか、ほんのちょっとしたことですぐ萎える。ちらっと目に入ったアマゾンレビューがけちょんけちょんで、影響されてはいけないと思うも、そんなにつまらないのかーというのがずっと頭の隅っこにあって、結局萎える。萎え萎えの嵐。桜は散り、萎えた本は通り過ぎてゆく。