吟味しない

晴れ。まだ風が強い。午後半休。今月で今年度の有休が流れてしまうので、半休でも取れそうなところにはドシドシ入れていく。1時半ごろ退勤。ランチタイムに間に合い、本日のランチ(チキンカツとエビフライ)を頼む。おいしい。その後、店を移動してコーヒー休憩。内澤さんが言及していたストーカー小説、畑野智美『消えない月』(角川文庫)を読む。帯に「怖いのに、止まらない。最恐ストーカー小説」とある通り一気に読了。はー、やるせないわあ。これ親本は新潮社なのに角川文庫なんだ。

その後、図書館から借りてきた、菊池治男『開高健は何をどう読み血肉としたか』(河出書房新社)、片山夏子『ふくしま原発作業員日誌 イチエフの真実、9年間の記録』(朝日新聞出版)、アンナ・バーンズ『ミルクマン』(河出書房新社)、椎名誠『遺言未満、』(集英社)などをパラパラする。楽しい時間。新刊書店で本を買う時は、財布からお金が出ていくので、どうしても吟味に吟味を重ねる作業が加わる。自分の嗜好が強烈に反映される。そりゃあ金に糸目をつけず、ガンガン買うのがベストなのだろうけれども、なかなかそうはいかない。図書館だと、ちょっと気になるくらいでも、腰が抜けそうに高い本でも気楽に手に取って読める。大富豪の気分。この「吟味しない」自由さ、というか風通しの良さは素晴らしいと思う。「吟味する」ってすごい楽しいと同時に苦しいことでもあるから。それが身銭を切るということなのだろう。古本屋の均一本の吟味度は10%ぐらい。

日が長くなった。帰って明るいうちにひとっ風呂浴びて、一人鍋を楽しむ。〆は雑炊。食後に桜餅。