y o m u : n e l

ヨムヨムエブリデイ

アウター

雨。凍える寒さ。一気に冬支度。冬の第一印象はアウターで決まる!雑誌かなんかでチラッと見かけただけのフレーズがいつの間にか脳みそのヒダに入り込んでいる。そう、冬はアウターが大事。さらにストールを、時間がなかったのであわてて適当に巻きましたと、ものすごく時間をかけて「時間がなかったのであわてて適当に巻きました風」に巻くかの間で相も変わらず揺れている。ものすごく時間をかけて「時間がなかったのであわてて適当に巻きました風」に巻くほうが、時間がなかったのであわてて適当に巻きました感が強くでるのが不思議。人工的なほうがナチュラル。時間がなかったのであわてて適当に巻いたら、ものすごく時間をかけて「時間がなかったのであわてて適当に巻きました風」になるのが理想だが、ナチュラルがそのままナチュラルになる境地に何年たっても到達できない。
インフルエンザの予防接種を受ける。毎年この辺に打たれると予想しているよりもずっと下のほうに打たれてびっくりするので、今年はあらかじめ下のほうを予想していたら、さらにその上をいく下さだった。上をいく下って何?どんどん下がっていって来年はどうなるのだろう。手首ぐらいに下りてくるのか。

メイ・サートンの『74歳の日記』(みすず書房)を見かけて、あれ?これまで何冊の日記がでてるんだろう?新装版などもあり、こんがらがってたので書き出してみた。
『独り居の日記』『海辺の家』『回復まで』『70歳の日記』『74歳の日記』『82歳の日記』
Titleの辻山氏がサートンは8冊の日記を発表していると書かれていたのでまだ未訳のものが2冊あるのか? 昔『独り居の日記』を読んで気に入り、ぽつぽつと読んできた。『富士日記』なんて、どうしてあわてて読んじゃったんだろう、楽しみを取っておけばよかったと後悔しているので、まだ何冊か残っているのは嬉しいことであるよ。