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ヨムヨムエブリデイ

ブーイング

朝起きぬけにテレビをつけると、日曜美術館藤田嗣治の特集で、今日こそ小野正嗣のフジタコスプレの出番だ!とおおいに期待したが、おとなしい普通のスタイルで出てきたのでがっかり。誕生日が一緒だそう。そのあと、大坂選手の優勝インタビューを見ていたら、なんだかグッときてしまった。セリーナのように、ラケットが変形する程たたきつけるやつを職場でやったらどんなにスカッとするだろう。その逆バージョンで「この、泥棒猫!」とか一度言われてみたい。それはともかくテニスの試合を見ると、無性にバナナを食べたくなる。
喉が痛くて飴をなめているときに薬を飲むのを思い出し、一旦、飴をティッシュなどに出せばいいものを、めんどくさくて片方の頬に寄せたまま薬だけ飲もうとするとこれがなかなかうまくいかない。飴と錠剤を一緒に飲み込みそうになったり、両方喉の入口に引っかかってオエッとなったり。何度もトライして涙目になりやっと成功。困難は思わぬ場所に潜んでいる。
ジョン・マグレガー『奇跡も語る者がいなければ』、とてもよかった。あの読みづらい感じにも徐々に慣れてきて、むしろあの読みづらさが、クライマックスへ向けて効いてきて、後半は一気に読み終える。謎のバンジー・ジャンプ。楽しかったー、未読のクレストブックスをまた少しずつ読んでいこうと思った。他に九螺ささら『神様の住所』(朝日出版社)と与那原恵『帰る家もなく』(ボーダーインク)を読んだ。バナナも買ってきた。